濱口祐自 with 甘茶(SARAVAH東京 2013.10.11)

ギタリスト濱口祐自さんのオープニングアクト勤めさせて頂きました。
どういう演奏をされる方かというと、、、素晴らしいでしょう?音楽だけでなく、ライフスタイルもガチなブルースマンだということです。そんな放浪ブルースマンと三味線パンクの共演。プロデュース・バイ・久保田麻琴さん。何が起こるか予測不可能だったので自分でも楽しみでした。サラヴァ東京に着くとすでに濱口さんと久保田さんがサウンドチェックをされていました。
エフェクターの下に怪しいもの発見。
これはボーカルアンプといってGS全盛期によく使われた真空管のパワーアンプだそうです。チューニングの違う色々なギターがここにインプットされていました。開演。まずは甘茶。1. しゃみのね2. 水たまり3. ふたりはひとり4. かみそり5. あさの光カバー2曲やりました。村八分「水たまり」と、裸のラリーズ「あさの光」です。「あさの光」は裸のラリーズのCD『MIZUTANI -Les Rallizes Denudes-』に収録されていますが、残念ながら入手困難です。共作者の久保田麻琴さんのソロアルバムにも収録されています。アシッドフォークの名作です。こちらはアマゾンで買えます。店舗だと新宿のタワレコにありました。
そしてお待ちかね、濱口さんの登場。魔法使いのようにギターを演奏されていました。ご自身の唄も2曲。これがまた味わい深い。楽屋で聴きながら「濱口さんならライ・クーダーとデヴィッド・リンドレーの共演ライブ(90年代に中野サンプラザで本当にあった)を一人で再現できそうだな」って勝手なことを想像しました。そして「グノシエンヌ」がステージから聴こえてきた時は鳥肌が立ちました。きっとエリック・サティは濱口さんに弾かれる事を想定して作曲したに違いない。そう思わせる名演でした。アンコールは濱口祐自&久保田麻琴&甘茶で「淡海節」
秋が来たので ツバメは帰るあとに残るは 萩桔梗月がさす ヨイショコショ 虫の声々
と唄い、ブルースフレーズで締め。「もっとやってよ〜」とおっしゃってくれるお客さんが多々いらっしゃいました。ありがとうございます。続きはまた今度!なお濱口さんは現在、久保田さんとレコーディング中とのこと。名作になることはほぼ確定でしょう。CDのリリースパーティーにはまたオープニングアクトを勤めさせて頂きたいな。2013年10月11日(金)「濱口祐自 with 甘茶」開場:19:30 開演:20:15 前売:2,500円(1drink付)当日:3,000円(1drink付) 場所:SARAVAH 東京http://l-amusee.com/saravah/schedule/log/20131011.phpご来場ありがとうございました。