春日会男性小唄会(2016.10.30 三越劇場)
秋は(まじめな)小唄の会が3回。まずは春日会男性小唄会。
いつもは毎年10月の最終日曜日は栄芝師匠のリサイタルの日なのですが、今年は無し。っていうか昭和55年から毎年続いた栄芝リサイタルは去年でさくっと終了。もうやらない。大げさに「これで最後」とか「さよなら公演」とか言わず、さりげなく終わらせるところにらしさを感じました。それで、いつもならご自身のリサイタルをやるためにおさえている三越劇場を、小唄好きの男どもの活躍の場所にしてくれました。で、俺登場。今回出演出来ない兄弟子から頂いた江戸小紋の着物を着てね。一緒に舞台に上がるという意味です。まずは2番『辰五郎』の替手。
まあまあ上手くいったかな。っていうか本手を弾いてくれたのは師匠なので、悪くなりようがありません。で23番『虫の音を』『散るは浮き』の唄。
幕が下りたあと師匠が誉めてくれたので上手くいったんじゃないですかね。自分としては唄い終わって、気持ちよかった。
何はともあれ、野郎たちの小唄バトル。舞台から客席の熱気を感じるのは初めてでした。
2016年10月30日(日)春日会男性小唄会※春日豊芝甘茶として出演。■会場:三越劇場 http://mitsukoshi.mistore.jp/bunka/theater/index.html■開演11:00■出演:春日とよ栄芝、春日会社中■料金:無料(出入り自由)
ご来場ありがとうございました。ちなみに来年の10月29日(日)も春日会男性小唄会があります。甘茶もたぶん出ます。遊びにきてね〜。
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