芝鳳会(三越劇場 2016.11.20)

春日会の若き重鎮、芝鳳先生の会に出させて頂きました。
今回のために師匠につけてもらった稽古は4回のみ(笑)という命知らずな感じで出演。二番出ました。まず52番『假名屋小梅』の替手。
オーマイガッ!演奏中にだんだんチューニングが狂い出す、というアクシデント発生。舞台袖ではちゃんと合っていたのに。。。本手替手どちらが、ということではなく、三味線方の全体責任。前の出番が終わって「次俺たち」の状態で、本手と替手が音を確認し合っていなかった。相手が先輩だろうと、同期だろうと、そこは強引に確認したほうが舞台のために良いな。栄芝師匠の「結局、三味線次第なのよ」という言葉がフラッシュバックしてきました。竹裕(歌手)さん、すみません!すべて舞台にいる魔物のせいです。それから62番『櫓下』の唄。
けっこう自己満足出来ました(自己基準)力を抜いて唄うことが出来ました。すべて舞台にいる魔物のおかげです。
こういったお稽古事の発表会は「上手くいった、いかない」よりも「本番までの過程で自分が何を学んで、何を研究したか」の方が重要だと思います。本番なんかどうでもいいんだよ。諸事情により、途中で失礼してしまいましたが、ラストの芝鳳先生&栄芝師匠&芝洲先生の宵宮(小唄振り付き)は観たかったなー。
2016年11月20日(日)芝鳳会■会場:三越劇場 http://mitsukoshi.mistore.jp/bunka/theater/index.html■Start:11:00~■出演:春日とよ芝鳳、芝鳳会社中、春日とよ栄芝、栄芝会社中■料金:無料(出入り自由)
ご来場ありがとうございました。