春日会男性小唄会
今年も開催された男たちの小唄フェス。『櫓下』を唄って、『鶴次郎』と『ほたる茶屋』の替手を弾いた。『櫓下』は2番。憧れの捨て番。
とは言っても自分にとっては本番も勉強になるが、本番までの過程の方がもっと勉強になるし、何よりも楽しい。あの節回しはこうすれば上手い人っぽく聴かせられるんじゃないかとか、あそこはこう弾けば曲のドラマが伝えられるんじゃないかとか、家族が寝静まった真夜中ひとりで研究する。幸せだぜ。本番は、まあ、本番でしかないっていうか。。。
『鶴次郎』と『ほたる茶屋』の替手はノーミスだった。本手が師匠だもん当たり前。涼しい顔して弾いていた。しかし、自分が本手だったらこうはいかない。「本手がこけたら唄も替手もこける」ということをわかっているのでビクビクもんで弾いているだろう。そのあとは他の出演者の演奏聴いたり、お弁当食べたり、写真撮ったり。
番数も少なかったので夕方には帰宅しましたとさ。めでたしめでたし。
■日時:2019年10月27日(日)12:00スタート。
■会場:三越劇場 東京都中央区日本橋室町1丁目4−1
■料金:無料(出入り自由)■出演:春日会社中
ご来場ありがとうございました。
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