三味線ライブ(介護付有料老人ホーム 2014.04.26)
甘茶、与つ葉さんと一緒に介護付有料老人ホームでライブしました。
じつは今回のライブまでに色々なことがありました。4月20日(日)リハ&演目決定4月22日(火)甘茶骨折4月23日(水)演目変更4月25日(金)与つ葉風邪4月26日(土)本番という「どっちかというと演者のほうが要介護」なライブでした。1.梅は咲いたか
2.なすとかぼちゃ3.大江戸出世小唄4.相撲甚句
5.ダンチョネ節6.長崎ぶらぶら節7.ぎっちょんちょん8.黒田節
9.ふるさとアンコール:かっぽれ(適当)ほとんどの曲をみなさん一緒に唄ってくれ、すごく楽しかったです。黒田節~ふるさとの合唱がスゴイ盛り上がり方でゴスペルライブみたいでした。古くから愛されている曲の旋律のタフさを思い知った次第。そして、まさかのアンコールを頂いたのですが、まったく用意してなかったので、適当な「かっぽれ」(笑)与つ葉さんのキーで唄ったので清元みたいな「かっぽれ」になりました。五本のかっぽれはキツイわ~。唄う前のトークで「どうして歌詞に『みかん舟』が出てくるんだろうね?」という話題になり「昔はみかんが高級品だったからとりあえず歌詞に乗っけたんじゃない?」とか適当な事ばっかり言ってたら客席から「それは違います」と博学なお声。紀国屋文左衛門の伝説(紀州みかんを厳しい航海を経て江戸へ運んだ)なのだそうです。wikiによると
紀州では安く、江戸では高い。これに目をつけたのが文左衛門だった。早速文左衛門は玉津島明神の神官で舅の高松河内から大金を借りてミカンを買い集め、家に残ったぼろい大船を直し、荒くれの船乗り達を説得し命懸けで嵐の太平洋に船出した。大波を越え、風雨に耐えて何度も死ぬ思いをしながら、文左衛門はついに江戸へたどり着く事が出来た。この時の様子が「沖の暗いのに白帆が見ゆる、あれは紀ノ国ミカン船」とカッポレの唄に残った。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E4%BC%8A%E5%9C%8B%E5%B1%8B%E6%96%87%E5%B7%A6%E8%A1%9B%E9%96%80より)
だそうです。事実かどうかはわかりませんが、歌詞になって唄われると、事実ではないけど真実には聴こえてきます。今日のライブはお客さんを楽しませるどころか逆にパワーをもらってしまったような気がします。ありがとうございました。あと、この場を借りて「東京ますいわ屋 東急東横店」様にお礼申し上げます。片手が不自由な僕の着物の着付けを快く引き受けて下さいました。地獄に仏とはこのことです。ありがとうございました。おまけ写真。ライブ前。楽しそうですが内面は緊張してます。
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