春日会研究会(三越劇場 2018.06.25)

今年最初の春日会。甘茶は44番(エンジェルナンバー!)で川風を唄う。本手は栄芝師匠、替手は芝幸先生。

江戸小唄の名作中の名作。自分にとっての小唄とはこの曲のこと。今でも唄いたがる人が多いのは普遍的な要素をたくさん持っているからだと思う。何かをあきらめたんだけどシニカルではない歌詞、本手と替手のからみ具合、とにかく最高だ。栄芝師匠はもちろん、市丸さんや多くのお師匠さん方の録音が残っているがマイベストは勝新のもの。このCDに入っているやつ。某小唄の先輩に聴かせたら「こんな風に唄っちゃダメよ」と言われたことがある。邦楽の技術的にはそうなのかもしれないけど、まあいいじゃん。


2018年6月25日(月)春日会研究会■会場:三越劇場 http://mitsukoshi.mistore.jp/bunka/theater/index.html■開場 10:00 開演 10:45■出演:春日会師範■料金:無料(出入り自由)
ご来場ありがとうございました。なお次回の春日会では三味線を弾かせて頂く予定。。。って責任重大!「結局、三味線次第なのよ」師匠の重い言葉を思い出す。