創流95周年 春日会全国記念大会(三越劇場 2024.05.19)

創流95周年春日会全国記念大会アット三越劇場。
前回の90周年の模様は↓
https://amacha.amebaownd.com/posts/10836906?categoryIds=3619289
今回も国立劇場でやる説があったのですが、現在使えないので三越劇場で行われました。

僕は2曲演奏。
2番「住吉」合奏、本手。
(7時間後)
119番「春日の花 秋・冬」合奏、本手。
合奏だけだったので気楽だったな〜。


で、この空白の7時間何をしていたかというと、今度習おうと思っている曲の予習をしたり、屋上でお弁当(弁松)を頂いたり、劇場で小唄を鑑賞したり、寝たり、楽屋で馬鹿話小唄の話をしたりしていました。


春日会が小唄の流派として95年も続いている理由の一つは、流祖や先輩方の曲のしなやかさにあると思います。
今この時代に生きている人でも唄いたい、弾きたい、と思わせる小唄を沢山作って下さいました。


「私は、盛んに新作をします。今の若い人にピンとくる小唄をたくさんこしらえたいと思っています。それは、どうしたって、江戸前にもなりません、粹とはいえません。江戸前も粹も、私にはいくらかわかりますけれど、今の人にわからなければ、なんの効もありません。私は若い人にわかるような小唄をつくっておりますつもりです。但し、どんなことがあっても、泥くさくはしません、垢ぬけた物を作っているつもりです。『粹』ということは、今の若い人にはわかりませんが、『垢ぬけた』感じだけは、よくわかるはずだからでございます」
(春日とよ『春日とよ自傳』春日会)


、、、全曲とはいかないまでも、春日とよ作曲集の上下巻くらいは身につけておきたいよね。甘茶君。